愛しいキミに
「何の用??」


冷たく私が言い放った


「出来ればこちらのドアをあけていただきたいのですが…」


……。

やすは…
小さい頃からずっと世話をしてくれてた

優しくて父親なんかよりいっぱい遊んでくれた…
私にとってはすごく大事な家族だった…


でも、優しかったのも遊んでくれたのも組長…

親父の命令だったから…



組員全員
信じられる人なんかいないんだから…

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