逆らわない
そんな事を思っている時。

「!!」

目の前の携帯が突然着信。

液晶ディスプレイには『畠山君』の文字。

彼だ!

待ち焦がれた主からの連絡に悦ぶ反面、驚きと動揺で電話を取るのが遅れてしまう。

携帯を手に取り、通話ボタンを押したのは、5回目のコール音が鳴り終わる頃だった。

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