幼なじみって言わないで
家へ帰ると、お姉ちゃんが夕飯を作っているところだった。
両親は海外で仕事の為、姉と二人暮らし。
お姉ちゃんは成績優秀、家事も完璧だから、
本当に頼りになる。
「ただいまぁ」
「おかえり。手、洗って来てー。もうすぐご飯だから」
「んー」
そう返事をしつつも、ソファへ座りこみ、テレビを点ける。
もう、と文句を言う
お姉ちゃんの言葉は聞こえないふり。
何かいいテレビないかな。
チャンネルを変え続けていると・・・
――――あ!