小さな恋の物語
車に乗り込み、来た道を戻る。

「お腹空いたね。」
裕が言った。
「そうやね。」
あたしも答える。
「ラーメン食べてこっか!」

近くのラーメン屋に入り
同じ物を注文して食べた。
色々な話をしながら…。
会計は裕が払ってくれた。
財布を出していたけど
行き場をなくした財布をしまう。
それからたくさんの話をしながら
楽しく会話をしていた。

「今度何人かで飲み会しない?」
裕が片手で運転しながら聞いてきた。
「いいけど、どうした?」
少しだけ不満になって聞く。
「やっぱ人との出会いは大事やし
楽しそうやからさ!」
裕が笑顔で答えた。
「人、集めとくね…!」

色々考え込んでいると
もう家に着いてしまっていた。

「じゃあまた。ごちそうさま!」
裕にお礼を告げて車を降りる。
「おう!」

そして颯爽と帰っていった。
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