小さな恋の物語
22時くらいになって
裕が次の日バイトということもあり
早めのお開きとなった。

裕はフリーターだ。

車に乗り込み、
駐車場でしばらく酔い覚ましをし
裕が家まで送ってくれた。

「今日はありがとう!
楽しかったよ☆」
家の前に停めた車の中で
裕にお礼を言う。
「俺も!
また一緒に呑もう!」
裕が爽やかにそう返事をした。

車から降りて裕に手を振ると
家の中に入った。
この時はまだ、想い人がいて
裕は相談相手みたいな感じだった。
もちろん居酒屋でも車の中でも
今している恋愛相談をしていた。
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