罪を憎んで…明日の章…
「ダメ…ですか?」

「いや~ダメじゃないよ…うん、良いよ。分かった。」

「じゃぁ何処で待ち合わせますか?タイトーってゲーセンの前とかが分かりやすいかな?」

「ん~実はまだ本通りって行った事無いんだよね…;」

「え? そうなんですか?」

「いや~でも、ちょっと言ってみたかったし…」

「じゃぁばっちり案内しますね!待ち合わせは…駅の噴水前でどうですか?」

「それなら大丈夫かな~、じゃぁ案内お願いしようかなぁ」

――、

「明日香ちゃん?ゴメン待った?」

「あ、いえいえ~私もさっき来たばっかりなので」

「そう、よかった。あっ、そうだ…忘れる前に…」

実は、カバンから明日香の生徒手帳を取り出した。

「はい、ごめんね~直ぐに気付かなくて」

「いえ~、ありがとうございます。さて、じゃぁいきましょうか~」

「うん、そうだね」

2人は市電乗り場へと向かう。

「本通り行きは~…あ、来てますよっ!!急ぎましょう」
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