罪を憎んで…明日の章…

「ん～何処行く？」

「そうですねぇ…とりあえず、グルーッと回ってみますか？」

「そうだね～、なんか良さそうな店あったらそこでご飯たべようか～」

「あ、ご飯かぁ～…。ん～何がいいかなぁ～」

「何でもいいよ」

「じゃぁ～向こう側に向かいますか？あっぱれ讃岐ってチェーン店っぽいけど、結構おいしいうどん屋さんありますよ～」

「へぇ～じゃぁそこ行こうか～」

２人は、ぶっかけ冷の並を頼んで席に着いた。

「へぇ～本当においしいね」

「でしょっ！」

明日香は、得意げにニコニコしながら返事をした。

「でも、変わってるよね？」

「え？」

「あ、ごめん。変な意味じゃないんだよ。…女のコならもっとパスタとかそうゆう店かな～って思ってたから」

「あぁ…私、そうゆう店の方があんまり知らなくて…」

「そうなの？」

「あっ、でも、女友達とかと行く時は、パスタやスイーツの店が多いんですよ」

「そうなんだ…あっ、もしかして、俺に合わせてくれたの？」