罪を憎んで…明日の章…
「まぁね。」

『…あれは火傷だったの?…見たら思い出せそうな気がする…』

「あっ…」

「ん?」

「いえ…」

『ダメだ…流石にこれは、「見せてください」って言えない…本当にそんな跡で宮田でもなかったら…』

「…実さんっ!!」

「は、はいっ…えっと何かな?」

『まだ、早い気もするけど…もっと近づく為には…』

「あの…彼女とかって居るんですか?」

「…ん~…、多分彼女が居たら今ここでこうしてたらダメなんじゃないかな?」

「じゃぁ居ないってことですよね?」

「居ませんねぇ~」

「…じゃぁ私と付き合って下さいっ!」
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