罪を憎んで…明日の章…
はっきりと分からないけど、やっぱりちゃんと確認がしたい…。

――、

そして、今日も彼はまた何もしてこなかった。

なんでも無いような話をして、映画のDVDを見て、私が作ったご飯を2人で食べた。

「肉じゃがに砂糖を入れ過ぎたね」と2人で笑った…。

彼は、残さず全部食べてくれた。

――私は、明日の日曜日姉の母校を訪れる事を決意していた。

――、日曜日…朝10時頃…。

コンコン…

明日香は、ドアをノックする。

「はい、どうぞ」

部屋の奥から、若い女性の声で返事が返ってくる。

「失礼します」

明日香はドアを開け、中に入る。
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