罪を憎んで…明日の章…
「ん〜それはどうなんですかね…ただ、その友達のお兄ちゃんが『そこの蕎麦は食っとけ』って言ってるらしくて…」

「おススメ?」

「みたいですね〜」

「でも、場所わからないんだよね?」

「あ、場所はわからないけど、駅から最初の信号で左に進んでたら、左手に行列が見えるからそこ…って言われたって」

「行列?えっ、行列が目印なの?」

「みたいですね…」

「行列って毎回あるもんなの?」

「ん〜でも、こっち側ってあんまり通ったことないし、回ってみましょうっ!」

「そうだね〜。そうしようか」

しばらく2人が歩くと…「あったね」「ありましたね」と、本当にすぐわかるように行列ができていた。

食券を買って行列に並ぶ。

「300食限定なんだ…12時ちょっと過ぎたばかりなのに170番台って早くない?そんな有名なの?」

「ん〜わからないけど…そうなのかな?」
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