罪を憎んで…明日の章…
「えっ!!」

「いやいや・・・そんな驚かれても・・・」

「あっすみません・・・そんな・・・思ってないですから・・・大丈夫ですよ・・・」

「そうなの・・・?」

コンコン・・・カチャッ・・・とドアが開くと、

「失礼しま~す」と清水が料理を持って入ってきた。

「あぁ~来た来た」

フライドポテトの盛り合わせなどをテーブルに並べ、ドリンクを3つ置くと清水は隆一の向かいの席に座る。

「・・・えっ・・・?」

『なんでここの店員が座るの・・・?』

清水がジーッと明日香を見つめ、「まだ、何も始めてないのか?」と隆一の方を見る。

隆一はドリンクを飲みながら、「ん?」と反応すると、テーブルの上にグラスを置いて、「まぁ~いきなりはね・・・」と応える。

「早くしろよ・・・お前からなんだろ・・・」

「まぁ慌てんなって・・・」

「あの・・・何の話を・・・」

「ん? 何のって・・・あぁ~そっか・・・明日香ちゃんゴメンネ」と隆一は誤る。
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