my teacher!
それって……本当にそういうことをしない、っていう信用も無いに等しい。
先生も、先生の顔をした狼なんだよね……。
それを思うと、今まで平気で先生と話してた自分ってどんだけ無防備なワケ……?
そんなことを考えていたから、内田先生がいつの間にか敬語じゃなくなっていることにも気付くはずも無かった。
あたしはさっきの会話をふと思い出す。
「あ……先生、『瀬那』って、誰……?」
「浜本だよ浜本」
なるほど……。先生がこんな時間に保健室を使ってるのも、あたしを呼ぶことが出来たのも、納得。
「先生って、浜本先生と仲良いんだね」
「そうだな……幼なじみだしな……それより、」
話反らされたー!!
「どっちにすんの?」