everlasting love~幾星霜の果て
「蜂谷、俺とおまえは……」
「……る」
「えっ?」
「あんたと同じものがあたしのからだにあるなんて! あたし、このアザ取る!」
半狂乱になって言う蜂谷の姿を見て、本当に俺のことを嫌っているんだと改めて思い知らされた。
同時に。
何度生まれ変わっても結ばれない運命であることや。
どうしてここまで俺を嫌うのか。
いろんなことが腹立たしくなってきて、気づいたら俺は蜂谷の右手を掴み上げていた。