みんな嫌いだ!
一章
私の両親
人なんてみんな同じなんだ
そう思う
てゆうか
そうしか思えない
私、板倉優香は
男、てか人間を信じたくない
てか信じない
私は母子家庭だった
父は私が5歳のころ
浮気相手と結婚した
私と母は捨てられたんだ
母は若かった
私を18さいで産んだ
私と母はお金に困って生活が
苦しくなった挙げ句
母は水商売を始めた
6歳にして
一人と言う孤独感を
味わい続けた