白い翼と…甘い香り
最初に
玄関のドアを開けたとき
帰ろうとして
抱き締められたとき
キスまでの距離を
楽しんでいた時間
一緒にベットへ
崩れこんだとき
ベランダへ飛び込んで
来てくれたとき…
いつも
私にはこの香りが
和也と一緒にあった。
だからこれから先
この香りで
切なくなったり
するんだろうね…
どんな時も、和也を
この香りで
思い出すんだろうね…
今は
こんなに近くにいる。
こんなに
和也の暖かさを感じて
抱き締められて
すっぽりと包まれる。
きっとこの香りは
和也の
体温も感じられるほど
耳元で
囁く声が聞こえるほど
身近に
感じるんだろうね…