白い翼と…甘い香り
急かされるようにキスをして
まくしたてるように服を脱ぐ。
2人でベットに潜り込むと
もう一度強く
抱き合ってキスをする。
何度も何度もクチビルが
溶けてしまいそうなキスをする
「ねぇ、少し話そうよ」
和也は、いたずらを
思い付いたような顔で言うと
抱き合っていた手をほどいて
肘をついた姿勢で私を見る。
「何を、話すの?」
身体はもう待ち切れないのに
それを言うのは恥ずかしかった
だから
和也の言う通りにする。
「俺の質問に答えてよ。
聞く事に答えて欲しいんだ。
リカのこと、知りたいから」
「答えにくい事を
聞かない?」
「さぁ、どうだろ?
でも、リカの事だけ
聞くならいい?」
「うん、いいけど…?」
私の気持ちや思ってる事だけを
聞きたいという意味で
主人の事や付属する
周りの事は聞かないと
そういう意味だと理解した。
「じゃ、ちゃんと
素直に答えんだよ?」
「うん、分かった」
「ウソ言っちゃダメだよ?」
「分かったからっ」
年下なのに生意気そうで
でも可愛くてキレイで
だけど目の前にある腕は
強く盛り上がって男らしくて
笑う顔は
子供みたいで幼いくせに
胸から腰までムダな肉もなく
鍛えられたようで
本当は見てるだけで
クラクラしてた。
男だって感じて、それだけで
私の身体は反応してる。
質問なんか後で答えるから
早く抱き締めてよって
本当はそう思ってた。