天神学園大聖夜祭
そんな彼女の背中に。

「アリスカさん」

啓太が声をかける。

「どうかしましたか?気分悪い?何か飲み物でも取ってきましょうか?」

「え、ううん、違う違う、そういうんじゃないの」

微笑みかけるアリスカ。

「それとも…」

啓太は少しシュンとなる。

「僕じゃあ…パーティー楽しくないですか…」

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