天神学園大聖夜祭
「ところで…」
機嫌よくアイスクリームをパクついていた雪菜の勢いが衰える。
「『この人』どうにかなりませんか…」
彼女の背中には、背後霊よろしく小岩井さんが張り付いている。
天神学園保健室在住の亡霊、小岩井さん。
知る人ぞ知る、保健室の主だ。
「そんな言い方するなー…」
郷が煙草を携帯灰皿で揉み消す。
「小岩井さんは普段は保健室の地縛霊なのに、クリスマスパーティーって事で、貴様の為におめかしして来てくれたんだぞー…」
「どこがおめかしなんですかっ!」
「よく見ろー、小岩井さんの頭からの出血がいつもよりも大量だろうが…」
「これおめかしなんですか!?」
機嫌よくアイスクリームをパクついていた雪菜の勢いが衰える。
「『この人』どうにかなりませんか…」
彼女の背中には、背後霊よろしく小岩井さんが張り付いている。
天神学園保健室在住の亡霊、小岩井さん。
知る人ぞ知る、保健室の主だ。
「そんな言い方するなー…」
郷が煙草を携帯灰皿で揉み消す。
「小岩井さんは普段は保健室の地縛霊なのに、クリスマスパーティーって事で、貴様の為におめかしして来てくれたんだぞー…」
「どこがおめかしなんですかっ!」
「よく見ろー、小岩井さんの頭からの出血がいつもよりも大量だろうが…」
「これおめかしなんですか!?」