キミだけをずっと②
放課後に凌と歩いて学校の近くのコーヒーショップへと向かった
窓側の席に座り、凌は注文をしにレジへ
大人しく窓の外を眺めていると
両手にプラスチックのコーヒーカップを持った凌が席へやってきた
「ブラックとミルク、どっち?」
私は二つのカップを眺めて、微笑みながら指を指す
「じゃあ、ミルクの方!」
手渡されたミルク入りのコーヒー、カフェオレって言うかな
両手で持ってずっとカップを見ていた
「もしかして、嫌だったか?」
「違う違う!」
私は差し込まれたストローに口を加える
凌は相変わらず、表情は変えずに私を見てる
目のやり場に困った私は、バックを探り出しテキストを出した