キミだけをずっと②



俺は大樹の方を見上げながら



「あ…大樹」


「えっどこどこ?…大樹だ!」



愛美は嬉しそうに大樹を見上げながら両手に抱えたノートの山をに目を向けた


愛美は俺にノートを積み上げて



「これよろしく!」


「お、おい!」



呼び掛けても止まることなく、愛美は階段を駆け上がって行った


上の階で愛美は大樹と会い、立ち話を始めていた



取り残された俺は体制を直して教務室へ向かった








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