キミだけをずっと②



「大樹、これ全部飲んだの?」


「あぁ…」



俺は少しずつお酒が身体に回ってくる、意識が朦朧としだす


愛美は俺の腕を引っ張って、椅子から降ろそうとする



「馬鹿!!お酒弱いのに無理して飲むなんて馬鹿じゃないの!?」



周りにいたバスケ部のやつが慌てだす



「酒弱かったのか佐野?」


「大丈夫か?」




俺はそれからあったことや、どうやって家に帰ったとか


全く記憶に残っていなかった…








< 146 / 259 >

この作品をシェア

pagetop