キミだけをずっと②



私は隣にいる凌を見上げると、凌と目が合った


自然にめをそらしながら周りの風景を見ていた



スーパーに入ると、私がカートを押しながら材料探しを始めた



「焼きそばと言えば、麺よね〜」



麺コーナーへ行き、右手で焼きそばの麺を手に取った


次に野菜売り場で人参ともやしを凌が選んで籠へ入れた



「ちゃんと良いもの選んでる?」


「選んでるよ」



お肉コーナーへ行き、立ち止まってしまった



「ねぇ、お肉って牛?豚?」


「普通豚だろ!」



凌は豚肉を手に取り、籠に入れながら



「お前を連れて来た意味がなかったな」


「役立たずですみませんね…」



買う物が揃ってレジへ行き、お金を出した







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