キミだけをずっと②
よく見ると、茶髪の髪はワックスで整っていて
愛美をかっこよく男らしくした感じで、美男だ
私は息を呑んだ。
「愛美が帰ってくるまで、待っててもいい?」
「あっ、どうぞどうぞ!」
愛美のお兄ちゃんを家に上げて、私は台所へ向かった
「何か飲み物いりますか?」
「気を使わなくてもいいよ」
とか言われたけど、お茶を用意した
「どうぞ!」
「わざわざありがとう」
お兄さんは私に微笑んだ
その笑顔がもうかっこよくて…
いつしか両手でコップを持ってお兄さんを見ていた