キミだけをずっと②



よく見ると、茶髪の髪はワックスで整っていて


愛美をかっこよく男らしくした感じで、美男だ



私は息を呑んだ。



「愛美が帰ってくるまで、待っててもいい?」


「あっ、どうぞどうぞ!」



愛美のお兄ちゃんを家に上げて、私は台所へ向かった



「何か飲み物いりますか?」


「気を使わなくてもいいよ」



とか言われたけど、お茶を用意した



「どうぞ!」


「わざわざありがとう」



お兄さんは私に微笑んだ


その笑顔がもうかっこよくて…


いつしか両手でコップを持ってお兄さんを見ていた








< 168 / 259 >

この作品をシェア

pagetop