キミだけをずっと②
お兄さんと話しをしていると、玄関のドアが開く音がした
「ただいま〜」
靴を脱いでいると、黒い男性の靴があるのを見つけたのか
「紗貴、誰か来てるの?」
リビングにいる私に呼び掛けていた
「お前、どんだけ人を待たせてんだよ!」
「あぁお兄ちゃん、本当にゴメン!」
リビングへ来ると、ソファーに座って待っていたお兄さんと話し始めた
「紗貴と何話してたの?…また何か私の変な話ししてたんでしょ?」
愛美は私とお兄さんを交互に見つめていた