キミだけをずっと②



〜 大樹 side 〜



俺は凌と愛美を見回して、口を開いた



「要するに…」




〜 夕方の6時頃 〜



俺は荒川とバスケ部で練習をして、部室で着替えている頃



ブー ブー♪



俺のロッカーから携帯のマナーモードが鳴っていた



「お前の携帯から鳴ってるぞ」


「あっ、あぁ…」



俺は汗で濡れたTシャツを脱いで、ロッカーに置いてあった携帯に手を伸ばした




まさかの相手だった




佐野凌の 親父









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