キミだけをずっと②
一度家に帰り、夜の10時頃
凌のバイト先へ向かった
確か、あの時凌が私に…
〜
『あっそうだ!バイト先の裏口で待ってて!』
『えっ裏口?』
『ゴミ出しをする時にちょっと会えるし、バイトが終わったら一緒に帰りたいし…』
〜
と言われていた
バイト終わりに一緒に帰るって
なんかロマンチックな感じ?
思わずにやけてしまった…
徒歩で凌のバイト先へ向かい
言われた通りに裏口で待つことにした
「ここかぁ〜」
白い扉の向こうには凌が働いているだろう
私は息を呑んだ