キミだけをずっと②
〜 凌・大樹 side 〜
家のドアを開けると、キッチンに大樹が立っていた
「おかえり」
大樹は笑顔で帰ってきた俺を迎えた
「晩御飯食べたか?」
「あぁ、帰りに軽く済ませた」
俺は自分の部屋へ向かおうとすると
「おぃ、待てよ」
大樹が俺を呼び止めた
「何だよ」
大樹の方に振り返ると、俺はソファーに座り込んだ
「愛美の事が好きなのか?お前の正直な気持ちが知りたいんだよ!」
大樹が俺の隣に座ってきた