キミだけをずっと②
「大樹の事が好きなのか?惚れてんのか?」
えっ?どういう事?
ストレートに問いかけられ、凌に戸惑いを隠せない
私は戸惑いつつ、笑顔で答えた
「うん、好き」
私は大樹への気持ちを確信した
やっと両思いになって、まだ付き合いだしたばっかりかも知れない
でもこれからだと思った
だが、凌はそんな私にとんでもない言葉をかけた
「大樹とは無理だ、やめとけ」
私は何も言い返せなかった
あれだけ断言されると困る
凌と見つめている目が真剣で、嘘じゃないような気がした
でも私は大樹が好きなの
私には大樹しかいないから…