キミだけをずっと②
「私、バドミントン部に入ろうかな…」
「バドミントン?」
一度バドミントンのユニフォーム着てみたかったんだ〜
この際、チャンスじゃない?
「出来るの愛美!?」
紗貴を見つめて微笑み、プリントのバドミントン部にチェックを入れた
こっそり隣の席の凌に振り向くと
凌はプリントを持って席から立ち上がりリュックを背負ってどこかへ行ってしまった
その姿を見た私と紗貴は頭を傾げた
プリントを教卓の上に置いて教室を去った私達は、校舎を周って時間を持て余していた