幸せ探し
「私も、愛理のこと分かるよ
なんか、あったんでしょ」
「うん・・。」
やっぱり気づいてたんだ
「さっきね、結ちゃんと
あの男の人が来てたの」
「は!?なんで?」
「いろいろ話してくれた
あと、これを持ってきてくれた」
机に置いていた
あの日記を2人に見せた
「これ、日記・・?」
「そうみたい」
「見たのか?愛理」
颯太は心配そうに
私に問いかけた
「まだ、なんか怖くて」
「でも、お前はこれを
見る義務がある
俺らがついてるから
ちゃんと見よう
凛久が頑張ってきた証拠だしな」
「うん・・・
でも、とにかく私の友達が来てからね」