幸せ探し
昼休み
昼食を俺と京輔は
ちゃちゃっと済ませて
同じ学年のクラスを回った
いつもより早く昼食を済ませたから
女子は不思議がってたけど
確かめなくてはいけないものが
あったから適当に
理由をつけて逃げた
「おぃ、どいつだよ」
俺たちはあのトイレの男を
探しに来ている
「んー・・・・・
あ、あれだよ!」
「どれ?・・・あれ?」
俺が指差すところに
あのトイレ男はいた
「知ってんのか?」
「知ってるってなにも
あいつ有名だぞ」
「は?有名?」
俺知らねぇんだけど・・・
「あいつ顔もいいし
運動神経もいいから
女子から人気なんだよ
それに性格が◎・・」
強力なライバル出現・・・