~夏の思い出~ 君に、初恋。【完結】



そんなこんなで、今。




妃は浴衣を着るため他の部屋に行った。






――鏡に写れば見えるんじゃないか。




そういうことだ。








……ちょっと、心臓がうるさい。





早く見てみたい。


妃が、あの浴衣を着ている姿。






絶対絶対、似合うから!








「……唯〜?」




妃の、声だ。




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