~夏の思い出~ 君に、初恋。【完結】



例の着物屋に行くと言ったら妃は快く了承してくれた。








「すいませ〜ん。」

「はいはいはい、こんにちはっと………ん?」

「こんにちは…」




いや、もう日暮れ前だからこんばんは、か?


ま、どっちでもいいか。





「……兄ちゃん、か?」

「はい。どーもっす。」

「おお!そんな格好してっからわかんなかったぞ!」





店長は相変わらず見た目と中身が一致しない人だ。





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