~夏の思い出~ 君に、初恋。【完結】





そんな感じだったから、中二の時のことはあんまり記憶にない。



修学旅行とかにも行ったはずだけど。



覚えてないんだ。






あれから、三年。



じいちゃんの遺書が見つかって、それに“何も、しないでくれ”と書かれていたもんだから、一周忌なんかも全然しなかった。





そして俺は、まだ泣かないまま高二になった。





まだまだ、じいちゃんの死は受け入れられない。








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