~夏の思い出~ 君に、初恋。【完結】









その次にヒサヒトさんが姿を現したのは、半年後でした。



しかも、仕事はやめていて。


どこか俗世離れした雰囲気をまとっていて。






「…どう、したんですか?」




少しだけ、焦りました。












「お前を成仏させるだけの力をつけてきた、」

「はい…?」




成仏…?





「希衣子から、祓ってやるよ。」



そんな…

希衣子さんから…?






「…嫌、ですよ…そんなの…」




希衣子さんから離れる……







< 199 / 249 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop