~夏の思い出~ 君に、初恋。【完結】




霊感を無くす方法……



私には、そんなものは見当もつきませんでした。





希湖さんのためにいろんなことを調べましたが、そんなものは見た覚えもなくて。



でも、ヒサヒトさんはなんとなく思い付いたような感じでした。






「…あるには、ある、………かもしれない。」




ヒサヒトさんも一応、幽霊を祓う修業をしたような人ですから、少しは詳しかったんですね。



「でも、それはやめたほうがいいと思うが?」

「いや、それでも聞きたい。」





由宇人さんは、どうしても知りたい、と言って引きませんでした。



< 210 / 249 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop