~夏の思い出~ 君に、初恋。【完結】



私に心残りがあるかどうか。


そんなことは私にすら分かりませんでした。




「…一緒に探そうな。」

「はい…」



ヒサヒトさんは、笑っていました。


死を怖がるような人でもないですし、心残りもヒサヒトさんにはないんでしょう。






それから、私の心残りが何なのかを探すことになりました。




――なんとなく、分かったような気がしました。



< 218 / 249 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop