~夏の思い出~ 君に、初恋。【完結】




「成仏、出来そうにないって言ってたじゃねえか…」

「……そうです。確かにそう思っていました。」



妃がいなくなるなんて。





「信じねえよ…」



そんなこと、あるわけない



「唯、」

「妃は、俺をおいて消えたりしねえ。」




もう、妃の笑顔が見られないなんて受け入れられるわけない。







「唯、私の心残りがなんだか、分かったって言いましたよね。」




心残り……



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