~夏の思い出~ 君に、初恋。【完結】
ってゆうか幽霊ってまじでいんのかよ。
嘘じゃねえの?
まじで、幽霊?
「幽霊…って、まじ?」
「はい。」
「なんで、俺に見えてんの?」
「……さあ?でも、ヒサヒトさんも見えましたよ。」
そんなの、初めて聞いた。
じいちゃんが、幽霊見えるなんて。
「…唯さん、こんな時間に起こしてしまってすみません。今日はもう寝た方が良いと思いますよ。話しが聞きたいときは、呼んでくださいな。」
困ったように笑ったまま、キサキはそのまま天井に消えていってしまった。
まじで、幽霊。