~夏の思い出~ 君に、初恋。【完結】




「唯、驚かないでくださいね?」





そう、念を押すと、妃はギュッと目をつぶった。



妃が目を開ける。

―――ゾワッ




その目は、青くて。


なぜだか、鳥肌が立った。




――妃が、消えてしまいそうな気がした。









ふわっ


「うおっ!?」




急に俺が持っていた布団が浮き上がる。



なんだっ!?








もしかして、これは妃の力?





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