~夏の思い出~ 君に、初恋。【完結】



日が沈んだ後は、妃が空の色を眺めていた。



雲が、カラフルで。





「あそこのはオレンジなのに、こっちのは紫ですね。」

「ん…。」





妃は、かなりロマンチストだ。













俺がここに来る前は、この景色を一人で見てたのか?







俺が来て、一人の時間がなくなった妃はそれでいいんだろうか?











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