~夏の思い出~ 君に、初恋。【完結】




「帯とかはどうすんだ?」

「帯…?」





そういえば、いるっけ。


帯ねえ…






「お勧めは断然赤だけどな~」



そう呟きながらレジの向こうへと歩いていってしまった。





…待ってりゃいいのか?








「…ちょっと兄ちゃん、来てくんねえ?」

「は~い…」






レジのほうに近づくと。






「紫も、良くねえか?」




そこには、何本かの帯。








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