LITTLE
リビングへ行くと、麗太君とママはテーブルで向かい合って何か談義をしていた。
どうやら夕飯は食べ終わっている様だ。
私の分は、テーブルの隅にラップを被せた状態で置いてある。
テーブルの中央には数枚のメモ用紙。
麗太君は、それに言葉を書いてママと話しているのだ。
部屋に入って来た私を見るなり麗太君は、私を横切って部屋から出て行ってしまった。
「ねぇ、麗太君と何を話してたの?」
「そうねぇ……なんていうのかしら……。まあ、麗太君にも色々と事情があるのよ」
「やっぱり、私があんな事をしたから……」
ポツリと呟いた一言に、ママは興味津々な反応をする。
「何? 麗太君と何かあったの?」
どうやら、麗太君は学校から帰って来た後の出来事をママに話していない様だ。
「うぅん。何でもないよ」
本当に良かった。
それにしても、私に関した麗太君の話でないのだとすれば、ママと麗太君はどんな話をしていたのだろうか。
聞いてみても、ママは誤魔化すばかりで何も教えてはくれなかった。
どうやら夕飯は食べ終わっている様だ。
私の分は、テーブルの隅にラップを被せた状態で置いてある。
テーブルの中央には数枚のメモ用紙。
麗太君は、それに言葉を書いてママと話しているのだ。
部屋に入って来た私を見るなり麗太君は、私を横切って部屋から出て行ってしまった。
「ねぇ、麗太君と何を話してたの?」
「そうねぇ……なんていうのかしら……。まあ、麗太君にも色々と事情があるのよ」
「やっぱり、私があんな事をしたから……」
ポツリと呟いた一言に、ママは興味津々な反応をする。
「何? 麗太君と何かあったの?」
どうやら、麗太君は学校から帰って来た後の出来事をママに話していない様だ。
「うぅん。何でもないよ」
本当に良かった。
それにしても、私に関した麗太君の話でないのだとすれば、ママと麗太君はどんな話をしていたのだろうか。
聞いてみても、ママは誤魔化すばかりで何も教えてはくれなかった。