俺様ヤンキー


「そっか♪」


悪戯に笑ってやる



「お前をやったら有名な俺がもっと有名になるしな♪ずーっとお前を探してたんだよ」



本当バカじゃねーのこいつ、



「その腐った神経ぶっ壊してやるよ…」



「どーだかね?」



梅乃は不意打ちで殴りかかってきた…


が、



「それ…本気?」


梅乃の腕を掴み後ろに回りこんだ

そして、



「うがぁ…っ…」


腕をひねり、梅乃の両足の間にあたしの足を掛けて、
前に倒した




「ねーぇ?さっきの勢いはどこいったの?」


「…グッ…っ」



あたしはこいつが弱そうなやつにやってたようにそいつを踏んづけた。



「うぅ…」


「さっきの真似♪ねーもう終わっちゃうの?つまんないんだけど」




「茉莉奈っ!」


由実が必死にあたしを呼ぶ



「ねぇ?有名になりたいんでしょ?」



グリグリと足に力を入れる



「茉莉奈!もう止めなよ!」



「うるせーんだよ!」


由実に怒鳴った



「茉莉奈…それじゃあ梅乃先輩と一緒になるよ…」



「誰がこんな奴と…!」


梅乃を見ると血を吐いて必死に呼吸をしようとしている



「どうした…もう…っ…やんねえの…か…?っは…」




「…つまんないからやめた」


「…っ!」


「けど、一発殴らせて」



梅乃を無理やり起こし、顔を殴った


ドンッ



そいつは倒れて気絶した



「誰か病院連れていってあげな多分腕折ったから」





去ろうとしたら


「こいつは、どうすればいいですか」

ふと視線を向けたらそいつは
梅乃にやられた奴だった。




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