俺様ヤンキー
「まぁその陽介はただ攻撃を受けてただけなんだけどね…実際1回も手出してないみたい」
「手出せない程王子弱かったの…」
「いや、違うだろ普通に。その王子何考えてんだろーな」
さすが雪哉♪
あたしと考えてる事一緒♪
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そうして、3人で他愛もない話をしていたら
ブルルンブルルン
外からバイクの音がした。
「おい!梅乃俊也!今日こそはぶっ潰してやる」
梅乃俊也?
ってあの梅乃?
「梅乃先輩病院なのに乗り込もうとしてるよ…」
「俺が行ってこようかな」
雪哉が呟く。
「え、雪哉が!?あんた喧嘩できんの?」
「はーあ?おい由実、俺をナメんなよ」
「雪哉、意外に強いからね…てか雪哉が行くならあたしも行く」
「えーっ茉莉奈きたら敵全部取られるからヤダァー」
「見学するだけだよ」
「ならいいけど♪」
あたし達は外へ向かった