赤眼の鬼
美樹はいつもとは違う顔でその話しを始めたました。

美樹はバレーボール部に所属し、帰宅時間も夕方遅く、そんな時に遭遇した話しでした。

『わたし、霊感凄く強いんだ』

いつもの明るい美樹には無いものだと思ってたみんなは

『またまたぁ』
『あんたがそんか繊細なわけないでしょ?』

一同笑い、ちゃかしたりしていました。

『ううん、本当なの』
真剣な顔をする美樹。
そして淡々と語り始めたのです。
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