わたしの好きな人は先生です


――…バカか。オレは。


早苗の事が原因で、梓とケンカになったのに、その早苗に会いに行くか?


でも、どうしても会いたかった。


どこかでまだ、納得していない自分がいるからだ。


早苗と別れた事を…。



「高志~!」


待ち合わせのカフェに行くと、懐かしい笑顔が見えた。


「早苗、全然変わってないな?」




< 181 / 212 >

この作品をシェア

pagetop