わたしの好きな人は先生です


「そうだ!思い切って、先生にコツを聞いてみようかな?」


急いで起き上がると、初日に貰ったプリントを、手に取った。


「確か、先生の連絡先が、書いてあったはず…」

携帯の番号もあったから、かけてみようかな?


「ヤバイよ。そんな風に考えたら、ドキドキしてきた」


はぁ~と深呼吸をして、携帯のボタンを押す。


「後一押しで、先生に繋がる!」


目を閉じたまま、思い切って通話ボタンを押した。




< 37 / 212 >

この作品をシェア

pagetop