わたしの好きな人は先生です


「驚いた?」


「驚いたよ!何かあったのか?」


少し慌てた感じだ。


「ううん。ごめん。くだらない用事」


緊急でもないのに、電話はマズかったかな?


ちょっと、後悔。


だけど先生は、優しい口調で言ってくれた。


「くだらなくても聞くから。何?」



「あのね…。英語を教えて欲しいの」




< 39 / 212 >

この作品をシェア

pagetop