わたしの好きな人は先生です


「ごめんね。先生につきまとって。もう、しないから」



「えっ!?あっ、おい、中野!」


走って行く中野を、思わず数歩、追いかけた。



何で、そうなるんだよ。

完全に誤解をしてる。



「はぁ~。最悪だ」


これで、今日、何回ため息をついたか。



そして、オレはもう、自分の気持ちを自覚した。




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